皆さま、こんばんは。
茨城県水戸市にあります、イディア・クリニック【美容内科 婦人科】のヨシオです。
イディアグループは介護施設もあるのですが、8割の方が女性です。超高齢化社会と言われているように80〜90代の方ばかりですが、皆様に共通しているのが、「骨粗鬆症」であるということ。今日は骨粗鬆症について、少しお話ししたいと思います。
まず、改めて「骨粗鬆症」とは何か。 簡単に言えば”骨がもろくなることで骨折しやすくなる病気”のことをいいます。
古くなった骨が壊されることを骨吸収といい、骨が新しく作られることを骨形成といいます。
正常な人では、骨形成と骨吸収のバランスが取れており、骨の強度が保たれています。しかし、骨粗鬆症患者さまでは骨形成よりも骨吸収の方が上回ってしまい、骨が破壊される過程の方が優位になっています。
壊した骨の分を補いきれなくなり、この状態が続くと骨量が減少してしまい、スカスカのもろい骨になってしまうのです。
女性ホルモン(エストロゲン)は生殖機能だけでなく、肌のコラーゲン量を保ったり、血中のコレステロールに作用するなどの役割のほか、骨代謝にも大きく関わっています。
古くなった骨が壊されることを骨吸収といいましたが、これを行っているのが「破骨細胞」というヤツです。エストロゲンはこの破骨細胞の働きを抑える作用があるのです。
更年期になってエストロゲンの分泌が低下すると、セーブしてくれるものがなくなるので、破骨細胞というヤツはやりたい放題です。
骨粗鬆症が高齢者、そして女性に多く見られるのはこのためです。また、高齢者は個人差はありますが、一般的に食事量が低下する上、腸管からのビタミンやカルシウムなどの吸収が低下することも関連します。
では、骨粗鬆症の対策としてどうしたらよいか?
施設では、骨粗鬆症患者さまの治療として…
・ボノテオ錠
・ボンビバ静注
・フォルテオ皮下注
などを行っておりますが、私達が今からできること、なくはないのです。
カルシウムを摂ることで骨形成を促すのはもちろんですが、先日ブログでご紹介しました【エクエル】がお勧めなんです!エクエルが減少してしまった女性ホルモン(エストロゲン)の役割を果たし、破骨細胞の働きを抑えてくれます。
NHKスペシャルの「腸内フローラ ~解明!驚異の細菌パワー~」という番組では、エクエルの成分であるエクオールの特集をしておりました。エストロゲンは別名「美人ホルモン」とも呼ばれているホルモン。 女性の骨密度やコレステロール値を一定に保つだけでなく、美肌や美髪、女性らしい体のラインを形成する上では欠かせないホルモンだそうです。 エクオールを摂取することで、エストロゲンの働きをサポートして体の内側からキレイになれるのですから、今からの更年期対策にもぜひぜひお勧めです!
【エクエル】は当院でお取り扱いしております。 ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいね。
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