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緊急避妊ピル【アフターピル】イディアの女性専門外来

2016.01.26

皆さま、こんばんは。

茨城県水戸市にあります、イディア・クリニック【美容内科 婦人科】のヨシオです。

 

 

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最近、アフターピルについてのお問い合わせが多いので、ブログで少しご説明させていただきます。

 

 

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★まず、アフターピルとは何か?

 

緊急避妊薬のことをいいます。

その名の通り、何らかの事情で避妊に失敗した際(コンドームのつけ忘れ、コンドームの破れなど)、望まない妊娠のリスクを下げるために作られた内服薬です。性行為後に飲むことで効果を発揮しますが、これは早く飲めば飲むほど効果があります。 定期的に飲む低用量ピルと違い、中容量ピル(プラノバールなど)を使用し、ホルモンバランスを急激に変化させることで、避妊の効果を発揮します。

 

 

 

★では、どうしてアフターピルで避妊ができるのでしょうか?

 

妊娠というのは、 ①排卵 → ②受精 → ③受精卵の着床 という3段階で成立します。

緊急避妊(アフターピル)は、排卵と受精卵の着床の両方を抑制する薬なので、受精後でも効果があります。

※決して中絶薬ではありませんので、すでに妊娠している方には使用できません。

※ アフターピルを希望する場合には、性行為後すぐに受診しましょう!

 

 

 

★避妊ができたかの確認方法はどうすればよいでしょうか?

 

アフターピル服用後に3日~3週間程度で生理様の出血があれば避妊成功と言えます。判断するポイントとしては、生理で見るような赤い血ではなく、血が混じった茶色のおりものが一般的です。これを消退出血といいます。 消退出血は子宮内膜をはがし着床をさせないようにすることで起こるため、妊娠の可能性があった人だけにかぎらず、アフターピルを使用すれば全員に見られる症状です。

3週間たっても出血が見られない場合は、 妊娠の可能性があるため妊娠検査薬で調べるなど確認が必要です。

 

 

 

★副作用について

 

アフターピルは、低用量ピルより女性ホルモンも3~4倍ほど強く、強制的に生理を起こして妊娠を防ぐという性質上、副作用も出やすいです。主な副作用として、

 

・嘔吐

・胃のむかつき

・頭痛

 

などを感じる可能性があります。症状は数時間から半日程度で緩和し、24時間以上続くことはほとんどありません。

 

 

 

★服用方法について

 

性交後72時間以内に中用量ピルであるプラノバールを2錠服用し、12時間後にさらに2錠服用。1日に計4錠服用。

 

 

 

 

アフターピルについては、女性専門外来の診療となります。

詳しくはこちらをご覧ください。  → http://idia-clinic.com/menu/gynecology/pill.php

 

 

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