イディア・クリニック

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イディアの漢方と女性専門外来

2016.02.03

皆さま、こんばんは。

茨城県水戸市にあります、イディア・クリニック【美容内科 婦人科】のヨシオです。

 

 

 

イディアグループには介護施設もあるのですが、「抑肝散」という漢方を飲んでいる方が多くいらっしゃいます。

 

 

 

抑肝散とは、イライラや不安に効果的で、気が(神経が)高ぶって興奮している状態を抑え、気持ちを落ち着かせてくれる作用があります。

 

 

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当院にご相談にいらした、同じイライラや不安感のお悩みがあったお客様に、女性専門外来では、加味逍遙散を先生は処方していました。 そこで、抑肝散と加味逍遙散の処方の違いを改めて勉強してみました。

 

 

 

加味逍遙散は、冷え・のぼせ・イライラがあって貧血ぎみ、頭痛・肩こりがあり、胃腸が弱い(ガスがたまりやすい)人に向きます。生理痛にもある程度の効果があるそうです。

 

 

 

抑肝散は、ストレスを発散できず、歯ぎしりや手が震えるようなイライラと不安のある人に用いて、気分を穏やかにします。やせていて、イライラすると胃腸にくる方に向きます。この薬のタイプの方は腹直筋が硬く引きつっているそうです。

 

 

 

どちらの薬にも共通するのは、イライラをしずめて神経を穏やかにし、不眠を改善することです。その人の症状がイライラ…とわかったら、それ以外の症状に目を向けること、そしてイライラとの関係性を見極めることが大切なんですね。

 

 

 

ちなみに、当院にいらしたイライラと不安感の方は、PMS(月経前症候群)であったのですが、先生は当帰芍薬散を処方されました。体格がなく、疲れやすい体質の女性に用いられる漢方薬で、精神症状の強い場合は加味逍遥散(療方調律)が、冷えやむくみが強い場合では当帰芍薬散が使われるそうです。

 

 

 

イライラのジャンルの見極めと、漢方の効能の微妙な違いに戸惑うヨシオなのでした。

まだまだ勉強が足りません!

 

 

 

イディアの女性専門外来は、毎週金曜日の19:00〜診療しております。ぜひ、お気軽にご相談にいらしてくださいね。

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